・AT&Tとスプリントを買収して規模を拡大したTモバイルUSと並ぶ、米国で最大級の通信サービス企業です。
・2020年12⽉期までの過去14年間、連続で増配を⾏っています。

根気強く持っていれば、配当貴族になれるかもね。

事業の安定性と連続増配企業として、投資家にも人気のある銘柄です。
【概 要】
21年12月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比3.97%増の328億6700万ドル、純利益が同26.20%増の52億4500万ドルに拡大しました。
調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は3.96%増の1.31ドル。売上高、同EPSは市場予想(それぞれ324億6800万ドル、1.29ドル)を上回っています。
部門別の売上高は、消費者向けとビジネス向けがそれぞれ4.7%増の227億9800万ドル、1.3%増の77億8100万ドルに上向いています。
インターネットメディア事業などを展開するベライゾン・メディア部門は、売上高が10.4%増の19億ドルに拡大しました。
強い広告需要が寄与しメディアプラットフォームが13%増収となるなど、2四半期連続で2ケタ成長を達成しています。ユーザーの伸びは鈍化。ワイヤレス通信のポストペイド(後払い)契約者数は17万人の純減。うちワイヤレス携帯電話の同契約者数は17万8000人の純減と苦戦しています。
【業 績】
決算期 | 売上高(百万$) | 純利益(百万$) | EPS($) | 1株配当($) | BPS($) | ROE(%) | 自己資本比率(%) |
2019/12期 | 131,868 | 19,920 | 4.81 | 2.44 | 14.8 |
21.5 |
21.5 |
2020/12期 | 128,292 | 20,292 | 4.90 | 2.51 | 16.4 |
27.5
|
21.9 |
2021/12期(予) |
134,210 | 21,864 | 5.27 | 2.53 | 19.3 | 28.7 |
<特 徴>
同業のAT&Tと⽐較して広告事業やコンテンツ制作、テレビ事業などが全体の売上⾼に占める割合が低く経営が安定している傾向があります。
5Gの展開については、ベライゾンは「ミリ波帯」と呼ばれる非常に⾼い周波数を利⽤しており、他社と⽐較し通信速度が圧倒的に速いと評判になっています。
⼀⽅、「ミリ波帯」の弱点として電波の届く範囲が狭く障害物の影響を受けやすいということがあり、サービスエリア(接続率)は劣っていると報じられています。

みのりん的投資判断は「買い」となります。
今後、売上が大きく伸びることは、期待できないのですが、事業の安定性、配当を考えると、リスク分散銘柄の1つとしてポートフォリオに組み込んでもいいかもしれないですね。
※投資は自己判断でお願いします。
2021/08/1
ベライゾン コミュニケーションズのHPのリンク
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