・100年以上の歴史をもつ、ノンアルコール飲料の世界最大⼿。500以上のブランド、4,700種類以上の製品を展開し、炭酸飲料やジュース、コーヒー、ミネラルウォーター、スポーツドリンクなどを⼿がけています。
・事業のスリム化のためボトリング事業のスピンオフ(分離)を進め、現在はノンアルコール飲料(濃縮液やシロップを含む)の売上⾼が全体の82%を占めています(2020年12⽉期)。

知らない人はいないわよね。株価も長期的にも上がり続けているのね。

事業の安定性と連続増配企業として、投資家にも人気のある銘柄です。
【概 要】
21年12月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比4.87%増の90億2000万ドルに伸びたものの、税負担の増加で純利益が同19.09%減の22億4500万ドルに縮小している。
特殊要因を考慮した売上高(非GAAP)は5%増の90億1900万ドル、同ベースの希薄化後EPS(非GAAP)は0.55ドル。同売上高、同EPSはともに市場予想(それぞれ85億6200万ドル、0.497ドル)を上回っています。
全体のユニットケース販売量が前年同期並みを確保するなか、オーガニックベースの売上高は6%伸びています。米国や西欧で苦戦が続く半面、中国やインドなど途上国・新興国市場では力強い成長が見られました。
全体の営業利益は、14%増の27億2200万ドルに伸長しています(営業利益率は27.7→30.2%に上昇)。21年通期業績について、会社側は従来予想を維持。オーガニックベースの増収率を「一ケタ台の後半」、希薄化後EPS(非GAAP)の増加率を「一ケタ台の後半〜二ケタ台の前半」と予想しています。
【業 績】
決算期 | 売上高(百万$) | 純利益(百万$) | EPS($) | 1株配当($) | BPS($) | ROE(%) | 自己資本比率(%) |
2019/12期 | 37,266 | 9,104 | 2.11 | 1.60 | 4.4 | 49.6 | 24.4 |
2020/12期 | 33,014 | 8,435 | 1.95 | 1.64 | 4.5 | 40.5 | 24.4 |
2021/12期(予) |
36,899 | 9,405 | 2.17 | 1.68 | 4.5 | 48.0 |
<特 徴>
世界的な健康志向の⾼まりを受け、無糖の「コカ・コーラ・ゼロシュガー」や、コーヒー、フレーバーウォーター、スムージーなど非炭酸清涼飲料商品への取り組みを進めています。
2019年はユニットケース販売量を2.2%増加させると同時に、砂糖の含有量(100ml当たり)を平均で4.0%減少させることができたと経営陣はコメントしています。
新型コロナの感染拡大を受け劇場やスタジアムなどでの販売が落ち込む⼀⽅で、巣ごもり需要の⾼まりは⼀定の追い風ともなっています。
1-3⽉期はオーガニック売上成⻑が前年⽐6.0%増となり、同0%の市場予想を大きく上回りました。
地域別には、アジア太平洋の同18%増、北⽶の同4%増がけん引しました。売上は前年同期⽐5%増で4四半期ぶりにプラスに転換、調整後EPSは同8%増と堅調です。アフリカ地域のボトラー子会社の新規上場を計画していることも発表されました。

みのりん的投資判断は「中立」となります。
今後、売上が大きく伸びることは、期待できないのですが、事業の安定性、配当を考えると、リスク分散銘柄の1つとしてポートフォリオに組み込んでもいいかもしれないですね。
※投資は自己判断でお願いします。
2021/06/26
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