・2003年に創業した⽶国の電⼦署名ソリューション企業。グローバルで75万社以上の組織・団体を顧客としています。
・当社は、電⼦署名はほぼすべての国で法的に有効であり、個⼈間やビジネス上の契約書や合意⽂書への署名をより短期間で⾏うことが可能となるほか、紙や郵便にかかるコストを削減できるとしています。

DXは私の会社でも導入が進んでいるわ。

DXの波、コロナ禍において急速に業績拡大した企業で今後の成長も期待されます。
【概 要】
21年1月期第4四半期業績は、売上高が前年同期比56.75%増の4億3089万ドルに伸びる一方、純損失が7241万ドルに拡大しました(前年同期は4740万ドルの純損失)。EPSは3.08倍の0.37ドル。売上高、同EPSはともに市場予想を上回りました。
契約プロセスのデジタル化が加速が業績に寄与。サブスクリプション売上高が59%増の4億1020万ドルに拡大し、全体の請求額は46%増の5億3490万ドルに膨らみました。顧客基盤も順調に拡大。21年1月末時点の累計顧客件数は前年比51.44%増の89万2000件に伸長しました(うち大企業・商業顧客は66.66%増の12万5000件に拡大)。既存顧客の売上継続を計測する指標のネット・リテンションレート(ドルベース)は123%に上っています。
会社側は22年1月通期の予想売上高を19億6300万〜19億7300万ドルに見込んでいます。
【業 績】
決算期 | 売上高(百万$) | 純利益(百万$) | EPS($) | 1株配当($) | BPS($) | ROE(%) | 自己資本比率(%) |
2020/1期 | 974 | 59 | 0.3 | – | 3.0 | -35.9 | 28.9 |
2021/1期 | 1,453 | 182 | 0.9 | – | 1.7 | -55.8 | 13.9 |
2022/1期(予) |
1,956 | 267 | 1.3 | – | 2.9 | 1,798.5 |
<特 徴>
ペーパーレス化、電⼦化の流れを受け同社のビジネスには追い⾵が吹いていましたが、新型コロナの感染拡⼤を受け同社のサービスに対する需要は⼀段と⾼まりました。
電⼦署名はその前段階としての書類の作成や契約締結後の署名の管理など付随業務が多く存在し、それらを含めた全体の市場規模は⾮常に⼤きなものがあるとされています。
画像処理・⽂書編集システムを⼿がける⽶アドビなど競合他社が取り組みを強化するなかで、今後も成⻑を続けられるかがポイントとなりそうです。
11-1⽉期は売上⾼が前年同期⽐57%増となったほか、総顧客数も同51%増と好調な結果になりました。経営陣からは「21.1期の通期売上⾼は15億ドル近くまで増加したが、こうした⼤きな成⻑は契約分野で続いているDX(デジタルトランスフォーメーション)のトレンドが加速していることを反映しているものだと考えている」といったコメントが出されています。

みのりん的投資判断は「買い」となります。
日本の脱ハンコと同様、米国においても、ペーパレス化、脱サイン(電子署名)の流れが加速していることは変わりありません。
驚異的な連続増収増益の実績をたたき出しており、株価の急上昇に対する懸念は気にする必要はないように思えます。
新高値を超えてくると株価は更なる加速見せる可能性もあります。
※投資は自己判断でお願いします。
2021/06/16
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