・太陽光発電向けマイクロインバーター・システムの設計、開発、製造、販売を行う。
・クリーンエネルギー政策にかかる需要の高まりに合わせて業績堅調に推移している企業である。

バイデン大統領もクリーンエネルギーを重要施策に掲げているわね

クリーンエネルギー分野については、今後も伸びが期待されます。
調整局面に入ってますが、今後株価の回復も見込まれます。
【概 要】
21年12月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比46.80%増の3億175万ドルに伸びる半面、転換社債の早期償還に絡む損失計上などで純利益が同54.01%減の3169万ドルに縮小しました。
EPSは47.36%増の0.56ドル。売上高、同EPSはともに市場予想(それぞれ2億9210万ドル、0.425ドル)を上回っています。
同社製品への強い需要が継続したことで大幅増収となっています。マイクロインバーター・システムの出荷数は21.91%増の245万3000ユニットに増加しています。
地域別では、米国内、海外向けともに売上高が順調に拡大しています(それぞれ37.97%増の2億4780万ドル、108.49%増の5400万ドル)。
全体の営業利益は37.29%増の6138万ドルに伸長。増収に加え、粗利益率が39.2→40.7%に上向いたことも寄与しています。
会社側は第2四半期(4〜6月)の業績動向について、売上高を3億〜3億2000万ドルと予想。粗利益率は38.0〜41.0%を見込んでいます。
【業 績】
決算期 | 売上高(百万$) | 純利益(百万$) | EPS($) | 1株配当($) | BPS($) | ROE(%) | 自己資本比率(%) |
2018/12期 | 316 | -11 | -0.12 | – | 0.07 | 2.2 | |
2019/12期 | 624 | 161 | 1.38 | – | 2.21 | 38.1 | |
2020/12期 | 774 | 133 | 1.07 | – | 3.75 | 40.3 |
<特 徴>
エンフェーズ・エナジーは、太陽光発電のためのエネルギー管理技術を提供する企業です。
具体的には、太陽光発電向けのマイクロインバーター・システムの設計と製造、販売を手がけています。
マイクロインバーターは直流を交流に変換する装置で、これを太陽光発電パネルに取り付けることで、発電の効率を上げることができます。
これを用いて、太陽光発電と蓄電、管理を一つのプラットフォームで結びつける家庭用のシステムを提供しているわけです。
マイクロインバーター・システムは、Enphaseマイクロインバーター、ACバッテリー、Envoyゲートウェイ、Enlightenクラウドベースソフトウェアの4つの部品で構成されています。
Enphaseマイクロインバーターは、カスタム特定用途向け集積回路(ASIC)、専用パワー・エレクトロニクス・デバイス、および組み込みソフトウェア・サブシステムを組み込んだデジタル・アーキテクチャにより、個々のソーラー・モジュール・レベルで電力変換を提供します。
Envoy双方向通信ゲートウェイは、Enlightenソフトウェアへのデータの収集と送信を提供します。
Enlightenクラウドベースのソフトウェアは、個々のシステムまたはシステム群をリモートで監視、管理、および保守する機能を提供します。

みのりん的投資判断は「買い」となります。
クリーンエネルギーのマイクロインバーター供給分野でのリーディングカンパニーです。民主党政権の再生可能エネルギー支援政策の恩恵を受ける銘柄と見られます。2021年1月には、S&P500入りに組み込まれており、外部環境、内部環境から判断しても投資適格です。
足元では、株価調整していますが、再び上昇に転じると見られます。
※投資は自己判断でお願いします。
2021/6/10
エンフェーズ エナジーのHPのリンク
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