
・家庭用フィットネス機器の新興企業。自転車型のトレーニングマシン(PELOTON BIKE)やウォーキングマシーン(PELOTON TREAD)などのハードウェアに、トレーニング動画やリアルタイムのフィットネス・レッスン等のコンテンツをサブスクリプションベースで提供する企業です。
・コロナ禍の巣ごもり需要で業績を大きく伸ばしました。

コロナ禍で自宅でフィットネスをした人も多いし、業績が伸びるのもわかるわ?

コロナ禍で大きく業績を伸ばしましたが、ワクチンが普及するなかで今後の展開がどうなるのか気になる銘柄です。
株価は急上昇したため、一旦調整局面に入っています。
【概 要】
21年6月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比140.62%増の12億6230万ドルに伸びる中、純損失が860万ドルに縮小しています(前年同期は5660万ドルの純損失)。
EPSはマイナス0.03ドル。売上高、同EPSはともに市場予想(それぞれ11億1500万ドル、マイナス0.136ドル)を上回っています。
引き続き契約会員数が伸びており業績が拡大しています。有料契約者数が88万6000人→208万1000人(135%増)に伸びる中、全体のサブスクリプション売上高が144%増の2億3940万ドルに膨らんでいます。
トータルワークアウト数と契約者当たりの月間平均ワークアウト件数も、それぞれ1億4950万回(↑239%)、17.7→26.0回に増加しています。トレッドミル(ランニングマシン)のリコールが業績の重石となっています。
会社側は第4四半期(4〜6月)の業績について、売上高を9億5000万ドルと予想した。同リコールの影響による売上高の減少額を1億6500万ドル程度と見積もっています。
【業 績】
決算期 | 売上高(百万$) | 純利益(百万$) | EPS($) | 1株配当($) | BPS($) | ROE(%) | 自己資本比率(%) |
2018/6期 | 435 | -47 | 0.0 | – | 3.50 | 33.4 | |
2019/6期 | 915 | -195 | -10.7 | – | 15.91 | 46.5 | |
2020/6期 | 1,825 | -71 | -0.3 | – | 5.83 | 56.2 |
<特 徴>
ペロトン・インテラクティブは、インタラクティブフィットネスプラットフォームのプロバイダーです。
テクノロジーに対応したコネクテッドフィットネス、及びインストラクター主導のブティッククラスのストリーミングをメンバーにいつでも、どこでも提供することができます。
特にも臨場感のあるスタジオ配信は、自宅で1人でフィットネスを忘れるほど、素晴らしく利用者の増加に繋がっています。
コネクティッドフィットネス製品、サブスクリプション、及びその他の3つのセグメントで事業を運営及び管理しています。
コネクティッドフィットネス製品は、バイクとトレッド、及び関連するアクセサリーも含んでいます。
その他セグメントは、「Peloton」というブランドのアパレルを含んでいます。

みのりん的投資判断は「買い」となります。
コロナ禍で急成長しましたが、屋外・屋外でも利用できるメニューが充実していること。
有名なインストラクターを抱えていること。
サブスクリプションモデルの事業であり、顧客維持率も高いことなどが挙げられるます。
株価は調整局面にありますが、健康に対する需要、手軽にいつでも時間を気にせず運動できる環境の需要はまだまだ伸びると思われます。
※投資は自己判断でお願いします。
2021/6/8
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