・仮想通貨を保管するウォレット企業としてスタート、現在、ビットコインやイーサリアムのようなメジャーな暗号資産に加え、価値の変動が少ないステーブルコインや起業家の資金調達に利用されるセキュリティートークンなど、90種類にのぼる暗号資産を扱っています。
・コインベースは、単なるウォレット・サービスだけでなく、仮想通貨取引所の側面も兼ね揃えており、さらに機関投資家のために仮想通貨のカストディー(保管・管理)業務やマーチャンツのためのコマース・サービスも行っています。

仮想通貨関連で話題の株ね。

ARK等のファンドも組み入れている銘柄ですね。セキュリティーの面でも高い評価を得ています。
【概 要】
・コインベースの売上高の大半は、トランザクション売上高となっています。これは、顧客が仮想通貨を売り買いしたときに課すフィーで、個人投資家の場合は平均で約定金額の1.4%、機関投資家の場合は平均で0.1%を請求しています。
これに加え、カストディー業務を始めています。カストディー業務は、有価証券の保管・管理を行う業務で、サブスクリプション売上高に計上されます。サブスクリプション売上高は、預かった資産に応じて課金し、2020年のサブスクリプション売上高は4500万ドルでした。
【業 績】
決算期 | 売上高(百万$) | 純利益(百万$) | EPS($) | 1株配当($) | BPS($) | ROE(%) | 自己資本比率(%) |
2019/12期 | 533 | -30 | -0.17 |
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2020/12期 | 1,277 | 322 | 1.76 | ||||
2021/12期(予) |
7,250 | 3,361 |
<特 徴>
2021年11月9日、最新となる第3四半期(7~9月)の決算が発表されました。
総売上高 13億1,190万ドル
営業利益 2億9,100万ドル
純利益 4億610万ドル
取引高 3,270億ドル
月間取引ユーザー数(MTU) 740万人
総売上高は13億1,190万ドル、決算前の予想の16億1,000万ドルを大きく下回るものの、前年同期比では4.2倍に拡大しており、この短期間で急速な成長を遂げたことが分かります。
また、利益に関しても営業利益は前年同期比2.9倍、経常利益は2.6倍、純利益は5倍といずれも高水準です。
ただし、過去最高の営業利益と経常利益を上げた第1四半期や、過去最高の売上を記録した第2四半期と比べると業績が落ち込んでいます。
米国では最近ビットコインETFが承認され、暗号資産業界には追い風が吹いています。
コインベースの将来性を検証するうえで欠かせないテーマが、NFTとメタバースです。
メタバースでは、オリジナルのアバターを利用して現実さながらのリアルな体験ができます。
メタバースで利用するアバターやアイテムなどは、NFTマーケットプレイスでの購入が可能です。さらにマーケットプレイスではNFT化されたアートや音楽作品などを購入または出品できます。
NFTマーケットプレイスでは暗号資産イーサリアム(ETH)を使って決済されることも多く、メタバース市場が盛り上がることで暗号資産の需要が高まり、コインベースの株価にも好影響を与えるかもしれません。

みのりん的投資判断は「買い」となります。
株価落ち着いてきました。暗号資産取引は今後も活発になることが見込まれ、その中でも高い評価を有する会社であり、再び株価回復が見込まれます。
※投資は自己判断でお願いします。
2021/11/29
コインベース グローバル AのHPのリンク
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